13日の日曜日に、聖地千葉県で通算4回目となるサバゲーに行ってきました。今回一緒に行った、某カレー屋の店主によれば、「千葉県には、サバゲー場とゴルフ場しかなく、その隙間を縫うように人々が暮らしている」そうで、千葉県は、関東クライマーにとっての長野や山梨に相当するとのこと。2019年の調べによれば、全国にある350のサバゲー場のうち、7分の1にあたる52のフィールドが千葉県にあるそうです。
今回行ったサバゲー場はSEALs。雨予報ということもあり、集まった参加者は約20名と少なかったのですが、そのうち我々の仲間は5人。サバゲーは、その日の参加者を二つに分け二つのグループで戦闘しますが、一緒に来た仲間は同じグループに入れるのが通例です。他は完全な他人なのですが、同じグループにいると徐々に仲間意識が芽生え、ちょっとした連携をするようにもなります。
サバゲー場は、ゲームを行うフィールドと、荷物を置いたり食事をしたりするセーフティエリアが完全に分かれており、セーフティエリアでは銃の整備や、弾の補充などをしますが、マガジン(弾)を銃に装着するのは厳禁。フィールドによっては、セーフティエリアでマガジンを装着しただけで即退場となっています。トラブルや事故を起こさないための規則はたくさんあって、ゲームが始まる前に説明されますが、非常に安全を重視したスポーツだと思います。
サバゲー場には、キャットウォークと呼ばれる2階建ての渡り廊下があって、打たれて退場した人やスタッフはそこから監視ができるようになっています。そのキャットウォーク上から撮った写真や、平地でスタッフが撮った写真をもとに、この日の様子を紹介します。
敵か味方かは、腕に巻いた赤か黄色のバンドで見分けます。
尚、チームプレーができるところでは、自然とチームが連携して「前線」を作り、前線を上げながら進行して、敵のフラッグを狙いにいきます。
こうして、基本「横一列」になりながら、前に進んでいきます。前線を作らずに突撃していくと、どこからともなく撃たれます。何しろ、敵はどこにいるのかわからない。地形に応じた戦略が必要です。
撃たれたら「ヒット-!!」と叫んで手を上げながら、自己申告で出ていきます。このゲームは、自己申告による「私、撃たれましたー」という紳士的な態度で成り立つスポーツです。サバゲーを愛している人ほど、潔く申告している印象がありますが、40m先だと、当たったかどうかがこちらからはわからないので、撃たれても申告しない人もいます。この日も敵チームにそういう人が一人いて、我がカレー屋店主が、10発当てたら、ようやく相手が「ヒット宣言」したようです。わたしもその人と、フルオートで正面から打ち合って相打ちだったはずなのに、涼しい顔してゲームを続けていました。なんだこいつは、、と思っていたら、徐々に「あいつおかしい」という噂が色々なところで立ち始め、最終的にはスタッフが注意しました。もめごとを起こさないために、基本的には当人同士では絶対に指摘しないルールになっています。
撃たれて楽しいサバイバルゲーム。この日は私もフラッグを2回取れたし、とても楽しい1日でした。
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