家計簿をめぐる長い旅②【実務編】

●実務編●
今回は実務的にどうしているかという話です。まず私の長年の苦悩の結果としては

エクセルで自分のフォーマットを作成し、アプリに振り回されずに永年管理。だけどアプリはめっちゃ便利なので使う!

が最終結論です。エクセルでBSとPLのシートを作成して管理。PLはCSVで出力できるアプリで登録し、銀行やクレジットカードの支払いなどはMoney Forwardで連携して取っています。

まずは損益計算書(PL)です。
家計簿に人生の沢山の時間を費やしたくないので、隙間時間で出来ないことはあきらめて最低限にしています。わたしは「かけ~ぼ」という無料アプリを使っていますが、ポイントはCSVファイルで出力できることと、個人と家庭の費用を分けて管理できることです。レシート読み込みアプリというのもあるのですが、エクセルで管理するときに細かい項目があるとかえって不便なので、めちゃ簡便化して手入力に決めています。

で、入力ですが支払ったときに携帯でささっと入力するのがポイントかと思います。
自分で決めたルールとしては

・支払ったら即家計簿アプリに入力。遅くとも当日夜まで。
・1レシート1項目(スーパーでラップや洗剤と食品を一緒に買っても、高いほうの項目(食費など)で計上)
・支払いはできるだけ1つの銀行、1枚のクレジットカード、Paypayに集約にして、Money ForwardかPaypayアプリで確認。
・交通費はSUICAのチャージした金額で家計簿に計上。実費は見ない。チャージ料金が残っていてもBSにはカウントしないで無視。SUICAでお菓子とか払っても無視(できるだけ使わないようにはするけど)。全部交通費扱い。1か月単位ではずれるけど1年単位では大体合うので問題なし。
・家計簿の分類項目(食費・光熱費など)は最低限
・Paypayなどでポイントで支払っていても無視して使途不明金とする。利子も無視。(ふるさと納税とか含めるとPayPayは年間で数万円単位の収入になっているが、私のガサツ家計簿では使途不明金で吸収される額なんで無視)

めんどくさがりの私ですが、このルールでは数年間家計簿をつけており、2-3か月に1回アプリからエクセルに出力するという形式で継続出来ています。

貸借対照表(BS)
PLは現実的に理想通り管理できている一方、BSはずっと苦悩しています。1年に一回、使途不明金にビビりつつ、最低限確認していることは「目標貯金額を達成しているかどうか」だけです。コロナ禍では海外ツアーに行かないし服も買わないしで、驚くほど出費が減ってるのが一目瞭然でした。

でも本当はもうちょっとこまめにBSを作って、使途不明金が何でどうやって減らせるか対策しないといけないんだろうな・・・
このブログを書くにあたり、BSも含めて家計簿がちゃんとつけられるよう、PLとBSのフォーマットを見直しました(写真)。これからBSは4半期決算くらいはやって、使途不明金洗い出しと改善でも見直そうかな。あと、次回書こうと思うけど使途不明金の原因になりがちなサブスク系費用とネットに消えていく費用についても断捨離しました。

使途不明金をできるだけなくし、BSとPLの帳尻をできるだけ合わせるために工夫したフォーマット・・・・だけど過去は全然うまくいってないので良い方法があったら教えてください・・・・

IT
登るあほうに見るあほう

コメント