12月30日も、土日に引き続き日帰り城ヶ崎でコロッサスをやりに行った。これまでシーサイドと言えばサンライズエリアの何処かに自分の居場所を見つけてシーズンを過ごすのが常だったのだが、今シーズンはサンセットエリアに居座り続けようとしている。コロッサスはなかなか登らせてくれない。
突き詰めて行くとこのルートの核心は実質一手なのだが、その一手を取るのが非常に難しく、未だトップアウトもできていない。
核心はデッドかランジでカチを取りに行く。
この前の土日にトライを始めたのたが、あまりにも訳わからんちんなので、自力解決はあっさり放棄してyoutubeで動画を調べる事にした。するとアッキーが7年前ぐらいに登った動画が唯一残っており、自分の体格だとそのやり方の方が向いてそうだったので、今回はそれを参考にトライをすることにした。
するとこの日は、何の巡り合わせかそのアッキー様が数年振りにシーサイドにやってきて、コロッサスをやってる我らの所までやってきた。早速アッキーに核心ムーブについて質問してみる。
『やー、ホントはランジしたかったんですけどね。
できなかったんですよー。』
ランジをしないアッキーのムーブは斬新で、「そう来たか！」と思わせるものだったのだが、「ランジしたかったのにできなかったから仕方なくそうした」とか聞くと、youtubeまで見てムーブパクッた上で言うのも何なのだが、「なんか真似すんのやだなぁ」とか思い始めてきた。
が、年内に13を5本落とすという目標を掲げ、それを成し得る最終日のこの日、ランジをする体勢すらできていない以上、背に腹は代えられない。
Viva Youtube!!
これまではそのカチを取りに行く体勢すらできなかったのだが、今回はようやくその体勢を作ることができるようになった。そして、わずか一回だけながら、その体勢からカチに向かって飛び出す事ができ、その時唯一にして初めてそのカチにタッチすることができた。そして幸いにも一瞬触ったその感触から、そのデッドは止まる気がした。
しかし、一緒にやってるパートナーの結花氏によれば、それが止まるようになって初めてスタートラインに立てるようだ。結局この日はトップアウトすらできずに終わってしまったし、彼女にはコロッサスを語るならカチを止めてからにしろと何度も言われたが、年が明け最初にトライしに行った晩には、コロッサスについて語っているはずだ。
《コブ》
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