石の魂 with legend

《ま》5月14〜15日
この週末は土曜日に一人でボルダーをやり、翌日はHマちゃんと合流してマラ岩でペタシマンをやる予定にしていたので、単身で小川山に向かった。 

初日に小川山の駐車場に着いた際、菊地(ガメラ)さんがいたので挨拶しようと思った所、平山ユージと安間佐千のレジェンド達と話していたので、恐れ多くて近づけず遠巻きに見ていた。
レジェンド達はボルダーマットを背負っていたが、しばらくするといなくなってしまった。

こちらはこちらでボルダーの準備をしていると、ガメラさんが通りがかったのでようやくご挨拶。
「遅いじゃん」ガメラさんが言う。
「ええ、今日はボルダーで一人なのでゆっくりきました。」

「ボルダー?若いねー、さっきユージが向こうにボルダーしに行ったから混ぜて貰えば?」

いつものガメラ節が始まった。

「『君が平山くん?』って言ってさぁ…『さっき駐車場にいた人が、平山くんなら混ぜてくれるって聞いたんですけど?』って言えば混ぜてくれるよ。」
ガメラ節が止まらないので「(無い無い無い)」と心の中で打ち消して、「じゃあ、行きますんで」と言って、石の魂がある岩場に向かう。

目的地に付き隣の5級でアップしてからイシタマの前にマットを置きトライ開始。
ゴールデンウィーク前にできたことが全くできなくなっていて、ムーブの確認からやり直す。
この日の内に落とす気でいたが、長期戦の様相を呈して来たので1トライ毎のインターバルを充分に置いて繰り返しトライしていた。

そうこうしている内に、平山さんと安間くんが石の魂のある岩場までやってきた。
「石の魂ってどれ?」

まさか平山さんが1級程度の課題をやりに来るとは思わなかったが、どうやらホントにやりに来た様だ。しかも、どれが石の魂なのかもわからないという新鮮感がある。

最初平山さんは、隣にある「黄泉(三段)」を見ていたのだが、誰も指摘しないので、「石の魂はこっちの白い方です。」と自分が言った。世界の平山と言ったって、さすがにそれは聞かないとわからない。スタートホールドも聞いてきたので教えたところ、直ぐにトライを開始。が、とんでもなく難しいホールドを持ってしまい、粘り切れずに落ちてきた。その後も、結構普通にどのホールド使えばいいのか、とかを聞いていた。

数年前のオンサイト世界記録を持ち、「My life is always onsite」のキャッチコピーのイメージがある平山さんにはホールドがどれとか教えてはいけないものだと思っていたのだが、そんなことはない様だ。
最終的にはもちろん完登していたのだが意外と苦戦をしていて、外岩でボルダリングを楽しむ多くの人と同じで、時には持ち方を聞いたり、「痛ってー、テーピングしようかなー」「石の魂っていう名前に相応しい課題だよねー」みたいなノリで周囲に解け混んで楽しんでいた。

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つい先日、5段を登った47歳のレジェンド。
登る姿勢といい、体型といいこれまでメディアを通して見ていた通りにかっこいい。

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当然一撃の安間氏on石の魂

レジェンド達と同じ時間と空間を共有し、外岩で同じ課題をセッションするという貴重な経験ができて、とても良かった。

 
ところで菊地さん、
これってボクが彼らをセッションに混ぜた事になりません?

コメント

  1. mot より:

    前にお風呂をご一緒させていただいた事を言わないと❗

  2. コブ より:

    motさん
    フロで一緒になった翌週末にベースキャンプに行ったら覚えてくれてましたよ。でも今回は、そのこと自体を忘れてました。