10月9日~14日まで、アメリカ ケンタッキー州のレッドリバーゴージュに行ってきました。
日本にいると入手しにくい貴重な情報も入手できたのですが、生活に関する情報だけでも結構あるので今回はレッドでの生活関連情報だけをまとめてみました。
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目次
・レッドリバーゴージュとは
・最寄の空港
・空港の選び方：『Google Fligts』を使うと便利！！
・シンシナティの安いホテル
・各空港からREDまで
・ミゲールピザ
・宿情報
・アルコール類の調達
・食料の調達
・天気予報：『wunderground.com』
・インターネット環境
・プリペイド携帯
・SIMの購入「AT＆T｣
・食事処
・トポ ：スマホ用アプリのトポ『mountin project』
：ハードカバー製本されたトポ
・事前申請が必要なエリアについて
・その他
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【レッドリバーゴージュとは】
レッドリバーゴージュ（RedRiverGorge：RED）はアメリカのケンタッキー州の中にあり、その名が示す通り、この地を流れるRedRiver の周辺に形成された渓谷（Gorge)一帯を指しています。ここには大小合わせて約90ものクライミングエリアが散在し、REDのトポに掲載されたその全体像を示す地図は縦42km、横32kmにも及びます。
REDを示す場所は広すぎるため、その中心的存在である『ミゲールピザ』を中心に考えるとわかり易い。例：「ミゲールから車で5分」、「ミゲールから南に10分走って・・・」
【最寄の空港】
日本からREDに行く場合、目的地の候補となる空港は3つあるが日本からの直行便はない。
①Blue Grass（ブルーグラス）空港 [略称：LEX] Lexington（レキシントン）にある空港で、ここからRED（ミゲール）まで車で40分。
②Louisville (ルイビル国際）空港[略称：SDF] Louisville（ルイビル）にある国際空港で、ここからREDまで車で2時間弱。
③Nothern Kentucky空港[略称：SDF] オハイオ州のCincinnati（シンシナティ）にある空港で、REDまで車で2時間弱。
【空港の選び方】
『Google Flights』というサイトを使うと、複数の目的地までの飛行経路や各社毎の値段、時間などが出てきて便利。ポイントは、目的地が複数選べる点で、例えば成田（NRT）を出発地として選び、目的地を上記①～③に選んだ場合、成田からそれぞれの空港までの飛行時間や値段などを、全て1つの画面で並べて閲覧できる。
REDの最寄の空港はレキシントンですが、日本から向かう場合のトランジットを含めたトータルの時間や値段を考えた場合そこがベストとは限りません。今回私達はNewark空港で合流してNothern Kentucky空港（シンシナティ）に飛び、そこでレンタカーを借りてREDに向かいました。
※シンシナティ ⇒ ニューアークの飛行機は、過去2回とも2時間遅れました。
トランジットを長めに取るか、1泊した方が良いかも。
【シンシナティの安いホテル】
シンシナティ空港の近くで一泊して翌日の朝にREDに向かった際に宿泊したRedRoof、というホテル。一般的な設備が全部揃った普通のホテルで、朝食バイキングが付いて二人で80ドル。駐車場も広いので、レンタカーを借りておけば無料で停めて泊まれる。
【各空港からREDまで】
基本的にはスマホにGoogleMapをインストールしておいて、それをナビ代わりにしながら運転するのがお勧め。どの空港からREDに向かう場合でも、『Moutain Parkway』という無料の高速道路に乗って『Slade』という場所を目指します。『Exit33』という標識が出てきたら高速を降りて右に5分でミゲール。
【ミゲールピザ】
駐車場は小川山の駐車場より広いです。10月中旬で100台ぐらい車が泊まっていました。
【宿情報】
①ミゲールピザの裏手にあるキャンプ場
ピザ屋の裏にあるクライミングショップで登録してからテントを張る。駐車場、水場、トイレ、シャワー、ランドリー（洗濯機、乾燥機）、バスケットコートが利用可能。ピザ屋の近くにくればwifiも使える。
②ミゲールピザの2階にも宿泊可能。
利用できるものは①と同じ。
③Lil’ Abner Motel
http://www.lilabnermotel.com/
ホテルは、2ベッドで70ドルから、キッチン付の85ドル、7人泊で170ドルの部屋まで選べる。Wifiは無料で使えるが、結構遅くてあまりいいとは言えない。キッチン付を選べば、フライパンから食器、トースター、レンジ、コーヒーメーカーまで必要なものはだいたいそろっている。
バスタブ付きの風呂は、途切れることなくお湯が出ます
【アルコール類の調達】
ミゲールから車で南に10分ぐらい走ると右側に酒屋がある。
【食料の調達】
RED（ミゲール）から車で15分ぐらいの所にStantonという町があり、Krogerというスーパーマーケットで食料を調達する事ができる。食料だけでなく、歯ブラシからお惣菜まで何でもそろえられる。
MountainParkwayを北に10分走って、そこから先の詳細はGoogleMapでKrogerと入力し、それを頼りに行くのがベスト。ガソリンスタンドも同じ敷地内に併設されている。
【天気予報】
REDの天気予報を見る時は、Sladeという地名で見ると一番近い予報になる。
アメリカでは、『wundergroud.com』というサイトが好まれているらしい。
なんと、「露点」「体感温度」「雲量：空に占める雲の割合」まで表示される！！
ちなみ、北杜市や甲府の情報も表示されました。
【インターネット環境】
ミゲールピザで無料のWifiが使える。特に半地下のネット部屋があり、そこで充電もWifiも使い放題。Rock HouseのWifiの方が通信速度が速いと聞いたが未確認。
【プリペイド携帯】
アメリカでは簡単にプリペイド携帯が手に入る。てっとり早いのは、ウォルマートに行って、プリペイド携帯を買い、「Activateしてくれ」と頼めば、電話が使える状態まで設定してくれる。携帯本体60ドル＋２GBくらいの通信＋通話50ドルで帰るので、1週間滞在してカーナビを借りないことにすれば、お安い買い物かもしれない。ただし、結構時間をとられるのが難点。
【SIMの購入】
最寄の街Stantonの食料調達地として紹介したスーパー「Kroger」の道路を挟んだ斜め向かいにAT＆Tがある。1ヶ月 3GBのSIMが60ドル。携帯を渡せば、設定も店員がやってくれる。
【食事関連】
Mountain Parkwayを降りてすぐにSubwayがある。日本のSubwayより大きくてヘルシーで美味い。
超お勧め。ミゲールから5分、Motelからだと2分。ミゲール側からSladeに向かい、立体交差を右折して直ぐ。
ミゲールピザから11号線を南へ数分程度下ると、Rockhouseというアメリカンなダイナーがある。ハンバーガーがかなりいける。超お勧め。
【トポ】
スマホ用アプリのトポ
アメリカのかなりの岩場は、「Mountain Project」というアプリから情報が得られる。いったんダウンロードしておくとオフラインでも見ることができるので便利。Red River Gorgeもほぼカバーされているので、一度旅行をするだけであれば、このアプリでかなり足りる。GPS情報も入っており、事前にグーグルマップでチェックしておくと便利。
ハードカバーで製本されたトポ
ミゲールピザ屋の裏手にクライミングショップがあり、ここでREDのトポが売っている。
ハードカバーで2冊に分かれており、1冊＄25。
【各エリアへのアクセスについて】
Red River Gorgeの一部は私有地だったり、登攀中止になったエリアを再度解放していたりするので、ごく一部はインターネット上で事前申請・使用料の支払いが必要だったりする。トポやRed River Gorgeのウェブサイトを読んで、ちゃんと事前申請を漏らさないようにする必要がある。
Red River Gorge クライミングのホームページ。 オンラインのトポがあるので、最新のアクセス情報をチェックしておく。
http://www.redriverclimbing.com/
Roadside Cragの事前申請サイト
http://grainingfork.org/newpermit/
Miur Valleyの事前申請サイト
http://www.muirvalley.com/
【その他】
Red River Gorgeは日本と同じような気候で雨が良く降る。当然、夏前後は虫がいっぱいいるので、蚊取り線香や虫よけスプレーがあるとよい。日本ではなじみがない「Poison Ivy」というウルシのようなかぶれる植物が生えており、夏と夏の前後は要注意。三つの葉っぱで、こんな感じ。
http://www.naturenorth.com/summer/pivy/Poison_Ivy_2.html
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