《共著》
大好評のクライミングゆい会話。
レッドリバーゴージュツアーでも大活躍でした。
今回は『こんな時どうする?』を切り口にした実践編です。
【シーン1】
日本からSIMフリーの携帯を持ってきました。
AT&Tで1ヶ月使えるSIMを買って、ツアーの間はそれを使うつもりです。
・I would like to buy a prepaid SIM card with data plan.
(ネットが使えるプリペイドのSIMカードを購入したいです。)
Data Planがないと、通話とアメリカの携帯同士のテキストメッセージしか送れません。
・Could you activate the phone now ?
(携帯をアクティベート(電話番号を付与してすぐ使える状態にすること)してもらえますか?)
たぶん店員さんが Would you like me to activate the phone ?(携帯アクティベートしましょうか?)と聞いてくれるのでYes !!!といえばOK.
Would like me toは(~しましょうか?Shall Iと同じ)で非常によく使われますので、覚えておくと便利です。
【シーン2】 ミゲールピザでは、トッピングを選んでオーダーすることができます。しかし!驚くほど知らない食材に、何をオーダーしていいか焦ります
ミゲールピザのオーダー表
Cilantro:コリアンダー
Kielbasa: ポーランドのソーセージ
Hummus: 味付けされたペースト状ひよこ豆(中東の食べ物)
Provolone:チーズの一種
Kalamata: カラマタ産大粒オリーブ
Pesto: バジリコペースト
Black beans: (多分)小豆
Pepperjack: コショウの入っているチーズ
私たちは、当初知らない食材を調べるのをめんどくさがり、
ヘルシー定番:マッシュルーム、ブロッコリー、ベーコン、ホウレンソウ
通称4B:ベーコン、ブラックオリーブ、ブラックビーンズ、ブロッコリー
を中心に注文していましたが、辞書で調べてPesto, Provolone, Kielbasa, Kalamataを注文したところメチャクチャ美味しかった!この4食材は是非お試しいただきたいです。
通称4B
【シーン3】 クライミングエリアから戻る途中にあった急勾配の坂道をバックした際、タイヤが砂利に取られて車が90度左に回転しながらスライド。 前輪が道をはみ出し一段下に落ちてしまいました。電話でレッカー車を手配して自分が置かれた状況を説明しなければなりません。また、通りすがりのクライマーたちが、「大丈夫?」と声をかけてきます。
「Is your phone working ?」
(携帯通じる?)
「Yes, No problem with the signal 」
(はい、電波問題ないです。)
「I am now calling a towing company.」
(今レッカーしてくれる会社に電話しています。)
レッカー会社に電話して
「My car fell on the roadside and need to be towed.」
(車が道の脇に落ちて牽引が必要です。)
「Where are you now ? (どこにいますか?)」
「We came here for climbing and we are on the way to the motherlode area 」
(クライミングしに来て、マザーロードエリアに向かう道にいます)
「I’m sorry I am not a climber. I don’t know about the name of climbing areas.」
(ゴメンナサイ。私クライマーじゃないから、クライミングエリアの名前はわからないの)
そりゃそうだ・・・・
「Let me check the guidebook. Hold on !」
(ちょっと待って。ガイドブックを調べてみます)
「We are on the Bald Rock Fork Rd. Approximately 1 mile from KY 498」
(わたしたちは、Bald Rock Fork Rd.にいます。KY498号線から1マイルくらいです)
【シーン4】
ゆいかがSnookerを登っている時に、ビレイヤーの私に対してある女性が話しかけてきました。
「 anyone try」と「after her trying」しか聞き取れませんでしたが、『次に誰かやる人いるのか?』を確認しているのだと解釈。次の順番待ちはいないので・・・
・No,You can try.
(いないよ、あなた登っても大丈夫)
彼女が登る準備をしている際、ゆいかも私もその女性がかなり美人であることに気付き、ブログ用に(登っているところの)写真撮らせてもらおうということになりました。
・Can I take your picture?
((登ってるところの)写真撮ってもいいですか?)
きょとんとする彼女。ゆいかが理由を説明します。
・We’ve been talking that we should ask you to take your photos because you are too cute !!
(わたしたち、あまりにあなたが可愛いから、「写真撮らせて」ってお願いしようかって話してたの)
この時点で、彼女がSasha Digiulianだとは気付きませんでした。しかし彼女は、Facebookでフォロー数が25万人もいるクライミング界のスーパーアイドル。一般人が片言の英語で「写真撮っていいですか?」と聞いいてきたので、「並んでショットを撮ってもいいか」を意味するものと解釈したようです。その展開から撮ったのがこの写真でした。
サーシャとは知らず、こんなお宝写真がとれるなんて!
英語表現が正しいかどうかよりも、素直さと勢いが大事だ!と感じました。
【シーン5】
彼女が登り始めてから、その子がサーシャじゃないかと気付きましたが確信は持てません。
adidasのチョークバックにペツルのハーネス。
やはりサーシャである可能性が高いので、彼女が登っている間に写真とビデオを取りまくり。
その後、彼女はこの13aのルートをオンサイトしました。これだけ可愛くてこれだけ強い女はサーシャしかいない。でもどうしても念のため確認したい。そこで、彼女が登り終わったあと、ビレイヤーの男性に確認しました。
・Is she Sasha?
彼女はサーシャですか?
・Yeah!! Didn’t you know that?
そうさ!! 知らなかったのか?
ちなみに、最後の英語は聞き取れず、ゆいか先生に教えてもらいました。
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