四十の手習い

《ゆ》
Kobu’sキッチンにも記されているように、結婚してからM也は驚く程進化している。
  • お料理ができる子になった
  • お片付けがちょっとだけできるようになった
  • 英語の勉強始めた
  • 5.13Aが4本登れたし、ストレッチもやってる
  • グーグルマップを使うになった(IT会社に勤めてるのにアナログ派?)。
「人間30 (か35)歳を過ぎるともう変われない」とか聞いたことがあるが、四十路M也殿の進化っぷりは、そんな世の通説をさっくり覆してくれた。
それに比べて、私は何か進化したかな。
  • 前より全然努力しなくなった
  • クライミングもレベルダウン
  • 料理の腕もあがってないし
  • 割と節約家だったのに「アメリカで稼いだ金は貯金しないで全部使う。お金で買えるなら金払って経験を買う」と宣言したので、金遣いまで荒くなった
うーん、ま、仕事は頑張ってるか。
あ!進化してるところといえば!
1年間美容院に行っておりませんでしたが、先日日本で久しぶりに髪を切り、アメリカでアイロンを買って自分でパーマみたいなカールを作れるようになりました!
 
ちなみにアイロンとは、熱の力で髪をまっすぐにしたり、カールをかけたりする器具で、日本では私の生息領域においては見たことがなかったのだが、アメリカでは近所の薬局でも3000円くらいで売っており、ドライヤーくらい一般的な物の様だった。そこでいっちょ挑戦してみるか!と思って買ってみた。
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写真はストレート用アイロンと、パーマ用アイロン、熱をかけるときに髪を守ってくれる整髪料+女子クライマーが出国前「池田さん、美容院行かなくて髪ヤバくなりそうだから」とプレゼントしてくれた「髪が艶々になるブラシ」

しかし、料理と一緒で化粧とか髪も若い頃からの訓練って重要で、今更やろうと思ってもうまくいかない。マスカラつけても無意識に目をこすっちゃうし、化粧品売り場に行っても何に使うかよく分からないものが一杯あり、ブランドも全然知らないし、四十の手習いは大変。アメリカでは美容院にいきたくないので渋々髪を伸ばしているのだが、毎日ゴムで一本結びしていたらあまりに見栄えが悪い。自力で上手にまとめ髪ができればいいのだが、これも長年努力しなかったため技術がなくてでできない。そこでアイロンにチャレンジしたが、これまた難しい。
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150度くらいになっているバーで髪を巻くのだが、皮膚にあたるとすごく熱い!右側は左手、左側は右手で巻くもののようだが、利き手じゃない左手で巻くと難しく、首を焼いてしまい多数やけどした。最初はおかしな髪型になるし、かつ火傷だらけになるし、どうなることかと思ったが、土日に何回か練習を繰り返した結果、平日会社にいってもおかしくない髪型が火傷なしでできるようになった。

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夫に送った「見ろ!苦労の末、クルクルパーマ出来た!」の報告写真

というわけで、若いうちに苦労していない点について新しい技術を身に着けるのは大変だけど、新しいことをチャレンジするのは悪くないかな、ということでマキマキ楽しんでます。
 

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