KOBU’sキッチン その7 糖質制限ダイエットメニュー編 『チンじゃがロースー』と『レンコンのきんぴら』

「これで今シーズンは最後!!」、と思って挑んだ4月23日城ヶ崎シーサイドの「コロッサス」は、結局どうにもならないままに終わった。菊地さんの新しいトポで、グレードが13bになっていたのがせめてもの救いか・・・

この日のシーサイドではダイエットの話になり、かつて自分が3年間で14キロ体重を減らした時の事を話していたのだが、色々説明をしている内に久々に体重を落としてみようと思うようになった。

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体重を落とす方法については過去に色々調べた結果、人間の体重は一気に減るのは現在の体重の4%までで、それ以上無理に減らそうとすると栄養失調からリバウンドするらしいことがわかっている。肥満体の人の場合は、3週間で20kg減ったとかの例もよくあって、ダイエット本に実例が出ていたりもするのだが、ある程度定期的に運動していて元々脂肪が少ないクライマーの場合、この4%の法則が当てはまるように思う。そして、4%減らしたら、その状態を1ヶ月とか2ヶ月といった一定期間維持して体に馴染ませないと、さらに減らすのは難しい。

自分でも過去に色々と試行錯誤をした結果、「ご飯」「パン」「麺類」を朝昼晩の3食から完全に抜き、お菓子も食べない生活を3日間行うと2kg体重が減ることがわかった。体重が減る理屈は、炭水化物を抜く事で体に蓄えられるグリコーゲンが枯渇して、強制的に脂肪や筋肉を燃焼させるモードに切り替わるためである。2kg減ったら4日目からは普通の食事に戻す。1ヶ月ぐらいすると体重は1kgぐらいリバウンドするので、そこからまた3日間の炭水化物抜きを実施すればよい。これを10回繰り返すと、理論上は1年でなんと10kgも減ることになる。しかし、実際には炭水化物が枯渇してくると離脱症状から頭痛が始まるし、歩くのも少ししんどくなってくる。また、体重が減る時には脂肪だけでなく、使われていない筋肉も分解されてしまうので、たとえ3日間と言えどもそう簡単には継続できなかったりする。尚、体重は「朝起きて起きてトイレに行った直後」とか「寝る直前」とかの決まった条件で毎日体重を測り、記録をつけておくと効果が見えやすくて継続しやすくなると思う。また、炭水化物抜きをやるとその期間は力が入らなくなるので、週末にクライミングをしながらこのダイエットを実現するには、月~水曜日に実施して、木金は普通に食べて土日に備え、週末は外岩に出掛けるというサイクルが最も現実的なやり方だと思う。

この話をするとよく聞かれるのが、「じゃあ、何を食べればいいの?」っていう質問だ。
チョビチョビ炭水化物を抜くよりも3食完全に抜いて一気に落とした方が良いと思っているのだが、食べ物全てから炭水化物を抜くような厳密なことはしていない。さっそく今回も月曜日の今朝から炭水化物を始めたのだが、夕食は『チンじゃがロースー』と『キンピラレンコン』にした。

いつも通り、チンジャオロースーの素を買っておき、ここに「豚肉」「じゃがいも」「ピーマン」の順にいためたフライパンに素を絡めて炒めるだけだ。
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きんぴらレンコンは前回作ったのと同じ
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こんな旨そうなものを食べていても、「パン」「麺」「ご飯」「お菓子」さえ抜いておけば、3日で2kgも減ってしまうのです。(・・減らなかったらゴメン)

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