となりのトーマス

《ゆ》
隣人で、職場も一緒で同じような短期プログラムでアメリカに来ていたドイツ人のトーマスが、今週ドイツに帰ってしまう。他にもジムで遊んでた台湾人も帰国してしまい、6月は別れの季節。

というわけで、帰国してしまうトーマスと英会話の先生の息子という3名で射撃に行ってきた。トーマスはドイツでも射撃のコンペに出るくらいガッツリ射撃に取り組んでおり、先生の息子も趣味でやっていいて、ショットガンとライフルとハンドガン(ピストル)をもっているらしい。

さて、当日は射撃グッズ&釣り具店で待ち合わせ。店内に入ると、、、
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所狭しと銃が売られてました。 

ご存知の通り、アメリカでの銃規制は日本と全く異なり、一般人が銃を所持することができる。銃のルールは州によって異なり、私の住んでいるペンシルバニア州では、基本所持するのも持ち運ぶのも、ほとんど規制がない。市民権があり(グリーンカードでも可らしい)、パスポートや運転免許など政府が作る顔写真付きのIDカードを所持していれば、誰でもライセンスを取ることができ、銃を購入できてしまう。恐ろしいことに、お値段は1-2万円単位のものから売られている!!アメリカの銃社会っぷりをなめていた。ここまで日常的に銃が手に入り保持できるとは思わなかった。
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店内はハンティングで捕獲された動物のはく製が展示されていて、ワシントンDCの自然史博物館みたいで面白い。
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釣り具売り場もあるため、水族館もついている!!というわけで、子連れの家族がはく製と水族館目当てに銃を売っているお店に遊びに来るという、わけのわからない状況が繰り広げられていた。

続いて射撃場に移動。

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で、車で移動すると、、びっくりなことに射撃場じゃなくて野外の私有地?らしきところ。自分たちで標的になるようなものをもってきて、勝手に遊んでる感じ。こちらも家族連れでやってきて、10歳くらいの女の子がピストル撃つ練習してたり、完全に想定外の世界が広がっていた。。。。なるほど、こんなに身近に銃があって、この産業から相当な利益を得てる人たちもいると、銃規制ってかなり大変なんだろうな。

世界一銃保有率が低い日本からやってきたワタクシは、当然射撃初心者ですが、ピストルからライフルまで経験させていただき、いやーーーーーー、もう圧倒されました。銃を打ったあとの反動(recoil)は相当なもので、生き物を殺せるような弾丸の反動ってこういうことかーという衝撃が体にたたきこまれました。いやはや、銃初体験で安全な取り扱い指導からはじめて、こんなディープな経験をさせてもらい、めっちゃ感謝です。

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