12月27日~1月7日 Leonidio
今回は、総勢8人と大所帯のツアーでどうなることやらと思っていたが、メンバーに恵まれて毎日楽しく楽しみつくし、登り尽くすことができて、本当に良いツアーでした。事前の手配を全部やってくれたOKちゃん、毎日美味しいゴハンを作ってくれた女性陣や、日々高いモチでクライミングを引っ張ってくれたダブルS、生で体験するより鮮やかな写真を撮ってくれるTぽん、書ききれないけどみんなに色々感謝です!
さて、Leonidioは、アテネから海岸沿いの平坦な道をゆったりドライブして3時間半でたどりつく。とても小さな何もない町だが、クライミングのおかげで各国から人が集まるようで、一大観光業となっているようだ。街中は車のすれ違いが厳しいくらい道が細いので、運転が苦手な人は迂回したほうが良い。町の外れにPanagiotopoulosというスーパーがあり、そこで必要なものは大体買える。
岩場は町から10-30分程度のところに集まっており、車で楽にエリア間を移動できる。カリムノスに比べるとコルネがモリモリ発達している石灰岩ではなく、フェイス登りのエリアが多い。まだ新しいエリアなので、しょっちゅうホールドが欠けており、ヘルメットはあったほうが良い。エリアがどんどん増えていて、既存ルートのグレードもどんどん変わるので、最新のトポを買ったほうがよく、2018年10月に発売されたトポがこの時点で最新だった。
日本からは、送料がかかるが、ネットでギリシャ全体のトポを購入することができる。トポには「Vertical-Life」というアプリでトポを見ることができるコードがついており、この電子アプリはGoogle Mapと連動してエリアまで案内してくれるため、迷わず駐車場までたどり着くことができて重宝した。紙媒体のトポを買わなくても、電子版のみをアプリで購入することもできる。
上段左から、①1回ずつ小分けの洗剤は旅行に便利、②日本で買えるギリシャトポ、③ギリシャはコンセント違うので、変換機必要。④右下が今回持って行ったSIM。バッチリ使えた。
【宿泊】私たちはKarantois Houseに泊まったが、部屋は暖かくてきれいだし、洗濯機やキッチン道具もすべて揃っているうえに、コーヒーやお菓子、はちみつ、バター、ジャム、そして大量のオレンジ類がサービスで置いてあり、大満足の宿だった。シャワーのお湯だけは、二か所で同時に使うと水になるので要注意。
外観もかわいいし、部屋もきれい
立派なキッチン付き。広いのでラブラブストレッチも出来ちゃう。
可愛いニャンコがいっぱいで、猫好きにはたまらないかも
Wifiは使えるがあまり強くないので、インターネット依存症の人は、SIMを買っていったほうがいいかもしれない。私たちは、Three.co.ukとAISのプリペイドSIMを買っていったが、どちらも岩場でも問題なく使用できた。
【レストラン】どこでも一人10ユーロくらいで、飲んで食事できるし美味しい。
① ロクスノにも紹介されている「Myrtoon」は、何を食べても味付けが良くて、新鮮なお魚を見て調理をお願いでき、評判通りだった。魚も美味しいけど、ヤギのトマトソース煮もよかった。
②A枝さんに教えてもらった「Pritanion」も大正解なお店で、美味しいしボリュームがすごい(特にパスタ)ので、頼みすぎないように注意。
揚げた鶏肉にクリームソースがかかっているのがメチャ美味しい。クリスマスイブとニューイヤーイブだけ写真のスペシャルメニューをやっているそうなので(メニューに載っていない)、日が合えば是非注文してください。
A枝さん提供写真
A枝さん提供写真
③「In Leonidio」は町の中にあるレストランで、クライマーでいつも満杯で、予約しないと入れない可能性もある。①②は大人数のほうが良いが、ここは1メニューあたりの価格が安く、少人数で注文しやすい。
岩場で会った人に再会しやすいレストラン。ヨーロッパ人が多くて、さまざまな言語が飛び交う。
【天気】2018年の年末年始休みは天候に恵まれたようだが、12月1月は雨が降りやすく、2019年の年末年始は半分くらい雨にやられてしまったし、ElonaやLimeriは染み出しで登れなかったし、Twin Cavesも染み出し+雨で登れなかった。やはり10-11月がベストシーズンと思われる。日当たりがいいエリアは
暑すぎるくらい暖かかったが、日陰はまあまあ寒く、全身ヒートテック+ダウンくらいの装備が良いが、かじかんで登れないということはなかった。
暑すぎるくらい暖かかったが、日陰はまあまあ寒く、全身ヒートテック+ダウンくらいの装備が良いが、かじかんで登れないということはなかった。
染み出しベッショリのTwin Caves。すごく良さそうなエリアだったけど、ヤギ糞がびっしりだった。
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