ただいま、荻窪

<ゆ>
 6年間住んでいた荻窪から結婚を機に引っ越しして早4年。新宿にも渋谷にも10分以内で行けてしまう明大前に住んでいたのですが、「やっぱり中央線が良いなー」というY花の強いラブコールにより、荻窪に戻ってくることになりました。

 引っ越しにあたり家を買おうか迷ったが、中野~三鷹は高すぎて簡単に買えるものでもなく、人生で一番大きな買い物なのに自分たちの判断基準がはっきりしていない。そこで賃貸でしばらく暮らし、自分たちが住み家に対して何を重要視しているか明確にすることにした。駅遠でも都心が良いのか、郊外駅近が良いのか、中古でもいけるか、戸建てかマンションか、いくらまで払っても良いのか等々見極めようと思う。
 明大前では都心駅近、南向きで日当たり風通し良好、カウンターキッチン、1坪お風呂、入居当時新築のテラスハウスに住んでいたため、あまりに良い条件すぎて何が自分たちに必須なのか、感じることができなかった。
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(引っ越し直前のリビング&キッチン。めちゃ使い勝手の良い家だった)
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(大物家具以外は自分たちで運んだので、ヘトヘトになり横たわるM也)

そこで、家賃が明大前より6万円安い、最寄り駅は阿佐ヶ谷と荻窪共に13分、築25年の木造アパート、狭いお風呂で洗面台なし、洗濯機が外、しかしキッチンは凄くてガスオーブンがついていて結構広い、という物件に移り住むことにした。

この家に住むことで、「やっぱり駅近じゃないと無理」とか「風呂は重要」とか、自分たちにとっての優先順位が明確化するんじゃないかと思う。自分たちの住み家に対する判断基準は何かを明確にするという大々的な実験から、「駅徒歩13分なんて余裕だし、中古で全然問題なし。資産価値とか気にしないで現金で家買おう」とか、「やっぱ高くても中野~三鷹間に住みたい!借金してでも資産価値の高いマンション買って将来売ろう」とか、何らかの結論が導き出されることを期待したい。実験してる間にオリンピックが終わって、不動産が安くなってくれたらいいなー。

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