強い情熱が無ければ…

あれだけ色々書いてきたスプラッシュの話が、コロナのおかげで宙ぶらりんになってしまった。今シーズンのスプラッシュは実質的に3月末で終了し、しょっぱいことしか書けない状況になっていたので、なかなか筆が進まなかった。
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誰もいなくなったスプラッシュは寂しい(取り付きの下で佇む私)

3月13日(金)にEちゃん、22日(日)にロッシーがRPしてからは一人旅。シーサイドに向かうたびに、二人ともエールを送ってくれて、平日カードのビレイヤーも買って出てくれたのだが、都合が合わず一緒に行けなかった。

3月26日(木)貸し切りのシーサイド。天気は良かったのだが、岩の状態が非常に悪くホールドが滑る。トラバースに関しては、ハングドッグしたところから始めても一度も抜けれなかった。4トライして帰宅。

3月28・29の週末は雨だったので見送り、3月31日(火)に平日カードを切って岩場に向かうも、雨が乾いておらず、ビチョビチョだったので直ぐに撤退。
4月4日(土) 1~2ピン間に染み出しがあって、滑ってできない。「明日と、来週もう一日やって見極めよう」と決めた。しかし、翌4月5日(日)は、前の晩の雨のせいで、岩がビチョビチョだったので撤退。スプラッシュが、「もう終わりだよ」と言っているようだった。モチベーションも自然と失われていく。だが、次の一週間は晴れなのでもう一回確認すべきと思い、翌週もう1日通って駄目だったらヌンチャクを回収しようと決めた。

週の途中に緊急事態宣言が出て外出自粛になったのだが、ヌンチャクが掛けっ放しだったので、回収名目で4月11日にもう一日行くことにした。1~2ピン間の染み出しは止まっておらず、どっちにしろできなかったのだが、シーズン終了を確認してヌンチャクを回収。結論から言えば、3月22日がまともにトライできる最後の日だった。

今シーズン、このルートを通して学べたことはたくさんあった。ルート自体から学んだこともさることながら、同じルートをトライしていたクライマーから学んだこともたくさんあった。特に今シーズンスプラッシュを登り切った人は、情熱も自分に対する厳しさもみんな強かった。テクニックやパワー云々以上に、自分を向上させて行くことへの情熱が強いのが印象的で、その差が結果の違いに現れていたようだ。人間相手と違って岩に嘘は付けないから、岩に認められる努力を続けてきた人だけがRPできたということだ。クライミングの結果に偶然はない。自分にはスプラッシュを登り切るだけの情熱が欠けていたようだ。

【今シーズンのハイライト】

3月13日(金)にRPした後の「E」。登った後、これぐらい熱くなるような情熱を持ち続けて毎日トレーニングしないとスプラッシュは登れない。

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↑尚、この人は、この後RPしました。

コメント

  1. つよぽん より:

    シーズン、お疲れ様でした。
    後半はずっとコンディションが悪かったんですね~。残念。
    来シーズン、ちょっと触るかもしれませんが、その時はヨロシクお願いしますー

  2. コブ より:

    >>1熱い情熱持って来てね!