<ゆ>
7月12日(火)~7月17日(日)@自宅deコロナ療養+7月18日(月)@荻窪パンプ、7月24日(日)@PUMP2
ドストエフスキー「死の家の記録」を読みながら、可能性と自由と不自由のない生活への喜びを実感した隔離生活。それでも、狭いホテルで隔離された生活から解放され、外気に触れて日差しを感じた瞬間には自由に外に出歩ける幸せを実感しました。あまりに歩いていなかったので、阿佐ヶ谷駅から我が家までの10分程度の徒歩が遠くに感じて体力の衰えにビビりました。。。。そこからは将棋したり、インプット奴隷合宿の続きをしながら仕事に復帰です。
しかし、今回の課題図書「マルクス その可能性の中心」は難しすぎて、まったく読めすすめられませんでした。そこで、マインドマップを使って読んだ内容を整理しながら理解するという方法を試してみたところ、内容を分かったかは別として、何とか読み切ることができました。コテンラジオを聴いて、もうちょっとマルクス深堀りしようかな、って思って職場のインテリの方にお勧めしてもらったのですが、そもそも、文章に書かれている前提条件として知っているべき知識がないと読めない本だということがわかり、ヘーゲルが何者で、言語学の父ソシュールが何いってるのか、マルクスがどんな所を訪ね、どんな言語を喋ってこういう考えに至ったのか、みたいなのをグーグル先生やら映画に頼りながら理解してようやく読み終えました。マインドマップとかWikipediaとか、現代の知のツールってすごい。私が学生の頃の環境だったら、辞書引きまくっても読み終えるの無理だったな。
<参考図書&映画>
・映画「マルクス・エンゲルス」 ラウルペック監督 2017年
https://www.hark3.com/marx/
・マインドマップが本当に使いこなせる本 ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 アスキームック 遠竹 智寿子
・実践!ふだん使いのマインドマップ 矢嶋 美由希
で、ようやく本題ですが、7月18日に一か月ぶりのクライミング、2-3か月ぶりくらいのボルダリングをしに荻窪パンプに行きました。加齢に伴って弱くなっていくのに、こんなにしょっちゅう休んでたら、もうボルダーなんて出来なくなっちゃうかも・・・結果、予期していたよりは登れて、不在中に新しくできた4級は必死のトライでなんとかコンプリート。でも3級は1手も頑張れないくらい弱ってました。4級までは昔の技術で何とかなるけど、3級からは、ちゃんとフィジカル仕上げて反射神経を上げないと無理なようです。翌日は、強烈な前腕筋肉痛で4日経っても筋肉痛がとれず、かたや体幹の筋肉は咳しまくって鍛えられてたのか、あまり筋肉痛にはなりませんでした。
そして昨日はM也さんも復活したので1か月ぶりのPUMP2号店。こっちのほうが弱っているのを実感させられました。
アップ4本
5.11B 余裕
5.12A ポロリと落ちる凹凹
5.11D 余裕(あれ?強い)
5.11D パンプが酷くて終了点落ち(やっぱ無理)
5.11B 指皮が痛すぎて降りようかと思ったけど、ねばって何とか完登
ルートは休むと本数の持久力が一番落ちて、4本目くらいから突然何も出来なくなります。それに比べ、PUMP2号店の常連さんがたくさんトライしてて、どんどんグレードを伸ばしてて眩しすぎます。。。久保家はお腹周りもポヨポヨで、渋々ルートにとりつき、スキを見つけて合間に将棋をさしている始末・・・
「復帰には長くかかるか、永久に復帰しないか、しなくてもいいんじゃないか、そんなに労力をかけるほどクライミングから得られるものはこれからあるのか(もう20年もやったからね)、身体的には復帰するのは無理だけど開拓はするか、開拓プロジェクトを登れるクライミング力はつけられるのか、、、」そんなことを話しながら帰路につき、トンカツ食べてしっかりポニョを維持しておきました。
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