里帰り

≪コブ≫
今日は久しぶりに某銭湯へ里帰り。

その温泉施設の中にあって、以前毎週の如く5～6年通っていたソフト整体に行ってきた。

自分の体を良くわかってくれる整体師が二人いて、あらゆる手を尽くしてベストな状態に
仕上げてくれるので、イザという時はここに来ている。
今も左肩が痛くて腕を上げる時に引っかかる感じがあり、ずっとレストしているのに回復しないので
整体師Yを指名してやってきた。

色々触診したあと、
「クライミングのことはよくわからないけど、左手を伸ばしてこうやって（ジェスチャ）何かを強くつかんだりしたでしょ？　そういうのがきっかけで炎症起こして、痛くて動かさないからどんどん固くなって行くんですよ。強い負荷の運動した後は、軽い負荷の運動でほぐさないとだめですよ。」

「これのことか？」

コロッサスの核心部で左手出しを50回以上やり、やっと止まってフルパワーで3秒耐えた
後にフォール。その後、左腕が痛み出したのでトライもクールダウンもせず、それ以来
2週間全く登っていない今の状況を言い当てていた。

ちなみにマッサージ中は、たわいも無い話を延々しているのだが、彼は中国から帰化した人なので日本人の理解を完全に超えた所があり、この2年の間に凄い結婚エピソードを聞かせてくれた。
１年前半から２年前に彼が結婚するという話をしていた時の事。
相手は誰だとか、どこで会ったのかという話をしていたところ、

「相手は中国にいて、まだ会ったことがない。」

と言うのだ。
お相手は親か誰かに紹介された後、Skypeで1か月話しただけで結婚を決めたという。
彼の周りの真っ当な日本の友人は、口を揃えて　「それ絶対に騙されてるよー！！」と言って考え直す様に促したのだが、彼は「絶対に大丈夫」と言って譲らなかった。そして、「来週結婚しに行ってくる」などと訳のわからない事を言って単身中国に渡り、その時初めて会うその女性と結婚式を挙げて一人で日本に帰国。嫁さんはビザが下りないので一人で帰ってきたという事だった。

そんな信じがたい話を聞いてから約1年。
その後、奥さんは本当に日本にやって来て、既に今月の1日には子供が生まれたらしい。
そう言って写真を見せてもらった。

今日は客足が少なくて暇だったという事もあり、色々話しながら可動域の狭くなった左肩をほぐしてもらったのみならず、40分コースの所を60分掛けて腰から首から指の関節まで全部やってもらった。
「K保さん　思ったほど悪くないですよ。」というありがたい言葉を最後に頂いたものの・・・
明日はやりたい仕事もあるので、とりあえずレストする事にした。