入国後の暮らし4日間(前編)

2月3日15:10、JFK空港到着。とうとうアメリカ暮らしが始まりました。1年間本社に出向ということで、家具付き住居や車は会社が手配してくれるという、何ともありがたい暮らしです。
トランク二つとクライミング用リュックを持って、不安と期待が入り混じった興奮状態でタクシーを捕まえる。これからの住居地となるUnion(ニュージャージー州)に移動するが、運転手の英語の訛りがすごく、ほとんど聞き取れないので最初から焦る。とりあえず日本のことは褒めてくれて、マンハッタンの解説をしてくれていることはわかった。無事Unionのアパートメントにつき、今度は受付の人の訛りのない英語に安心しながら手続きを済ませて入居。食べ物も車もない状態で日が落ちてしまったので、歩いて行けるセブンイレブン(!)でサンドイッチ買って晩御飯とし、新しい勤務先や古い勤務先、家族に連絡して一日終了。

2月4日(金)、時差ボケ治せず目が覚めるとうっかり10時。仕事始めを翌週にして良かった。とにかくライフラインである車、和食、携帯、クライミング、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が的確に入手できるよう、3日間過ごすことする。

【車】まず、レンタカー会社まで当面の車を借りに行こうとすると、さっそく雪が5㎝ほど積もっている!見知らぬ土地で雪道を運転するなんて!!とおびえきっていたが、さすが車社会アメリカ。除雪力が半端なく、道は凍ることなく雪がほとんどなかった。聞くと、二週間前の大雪のときは運転無理だったらしいが、このくらいの雪は大丈夫らしい。いたるところに除雪車が走っている。雪が少なめな札幌といった感じ。恐る恐る運転してみるが、これまで三回のアメリカ岩旅のおかげで右車線はクリア。左ウィンカーもコブ氏のフォード車に乗ってたおかげで平気。運転が下手なことには変わりないが、初めて世田谷区を運転したときのほうが大変だった。
札幌出張したり、コブ氏の車で世田谷運転したり、一人でビショップまで行ったり、そんな過去の経験が役に立つなんて。人生何でもやっとくもんだ。

【和食】続いて生活用品を買いに、Best BuyやらWalmartへ。みんなの助言通り、洗濯ネットはないし、歯ブラシはデカかったので持ってきてよかった。洗剤、ハンガー、シャンプーやら買っていると、タイガーの炊飯器150ドルを発見したので即購入。プリペイド携帯の相場を見極めるため下見し、家に帰ってネットで確認することにする。続いて、グーグルで見つけたアジアンマーケットへ。行ってみると驚くほどすごい種類の野菜、肉、魚、調味料が!!!レンコン、エノキ、白菜、青梗菜、豆腐、醤油、みそ、キムチ、何でもあり値段も生鮮食品は安く、調味料も手頃。パクチーとか中国っぽいきのこもいっぱいあり、これは和食にこだわらず、いろんなアジア料理に挑戦できるのでは!とウキウキする。アジアンマーケット万歳!この国で生きて開拓してきたアジア人のみんなに感謝!とりあえず一人暮らしで食べれそうな量だけ買ってくる。

8cd31de2.jpg

このあたりで夕方になり、路面凍結の恐怖のため、外出終了。
備え付けのナイフがパン切るようなのしかなく、まな板がガラスだったりして、苦戦しつつも初の和食作成。まあまあイケる。白米もそれなりに食べられる。なんだか俄然、不安がなくなってこの国で生きていけるような気がしてきた。

35c9ef4a.jpg

コメント