レッド・リバー・ゴージュ

ゴールデンウィークは29日から8日までをフルに使い切り、アメリカ ケンタッキー州のレッドリバーゴージュでクライミング三昧の日々を送った。gorge(ゴージュ)とは、両側が絶壁になった峡谷を指すらしく、この地はレッドリバーという川の両側に絶壁が続く峡谷となっているようだ。実際にその地にいると、あまりにスケールが大き過ぎて自分がどういう環境に囲まれているのかという全体像はわからないが、峡谷を連なる数々の絶壁がクライミングエリアとなっている。
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今回は、その峡谷の真ん中を通る道路沿いにあるモーテルに宿を借り、そこを拠点にいくつかのエリアに車で向かって毎日登った。
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モーテルとは幹線道路沿いにある自動車旅行者向けの簡易なホテルの事だそうだ。

レッドリバーゴージュは南部と北部でトポが別れるほど広大なのだが、南部地区の中心にはMiguelsピザというクライマーの溜まり場となっている店があり、駐車場がでかいので、この地で活動するクライマーの活動拠点となっている。
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その裏手にはクライミングショップと「Climber only」と書かれたキャンプ場がある。

キャンプ場の近くには水場があり、コインランドリー、シャワー、トイレの他、スリーオンスリーのバスケットボールのコートやスラックラインなどが設置されている。
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上手な外人達とセッションしつつ、最終的には二人とも半分から2/3ぐらい渡れる様になった。
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裸足で果敢に挑むY。何度もやる内に歩数が伸びて行くので、病み付きになる。

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尚、クライミングの方は成果と言える様なものはなかったが、4日目に一緒に登ったPちゃんがケイブの13bを登った際ビレイをしたので、強いて言うなら13bのブルーポイント?
PちゃんはY花がクライミングを始めた頃に、Y花にロープの結び方を教えた師匠級の友人で、現在アメリカに単身赴任中である。
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レッドリバーゴージュのルートはどれも20〜30mぐらいあり、全てのルートは原則的にプリクリを前提としてボルトが打たれているため一本目が高い。ほぼ全員がプリクリ用のスティックを持っている。岩質は砂岩で自分がトライした11a〜12cの範囲のルートではグレードは日本と同じに感じた。

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6連登でボロボロになったY花の指。

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