芸術の秋 in NY(1)

M也&Y花家で最も欠落しているもの、それは「美への関心」だと思う。

M也は結婚前スーツは一着、私服はクライミングウエアのみで、親と会うときにも着る服がなく、結婚式当日、二人で吉祥寺のデパートに行き、慌てて服を買うという始末。

Y花も「美のセンス」なしエピソードには事欠かない。ゴールデンウィークには、ふと気づくと、全身黄緑だった。このセンス、なかなか真似できるものではないと思う。そういえば昔、「池田さん、好きな色とかあるの?」と聞かれ、「はい!汚れが目立たない色。」と即答し、「僕の中の池田名言語録に殿堂入りしました」と言われたな。

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ところが「美」とは隔世遺伝なのか、親は美のセンスにあふれている。

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M也母画泊作

写真だと、うまく伝わらないかもしれないが結構すごい。すごいけど、美を表現する語彙にも欠ける私は、「すごい」以外、なんと表現していいのか分からない。そしてミシン、編み物も上手い。

二人の新居には幅30cm、高さ100cmくらいのオシャレ小窓がついていた。入居するとき、

「うちはオシャレじゃないんで、オシャレ小窓結構です。」

と言いたかったが、賃貸なのでそんな融通はきかない。小窓から入る光がまぶしいけどカーテンを買うと高いので、半年程、マフラーをかけて窓を隠して過ごしていた。そこで図々しくもM也お母さんにお願いし、可愛いカーテンを作ってもらってしまった。

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「やっぱりオシャレ小窓があると素敵」と思った。

そんなこんなで、またまた今回作ってもらった服がこちら。
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クライマーの厳つい背中と肩が、滑らかなデザインと生地で上手く隠されており、オシャレだけど会社でも着られる。上のガニマタ緑虫がこんな風に見えるとは、オシャレって大事だな。。

という訳で、センスゼロの我が家は、K保家母によって何とか成り立っております。
芸術の秋は、オシャレな服を着て、ニューヨークにお出かけです♪

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