≪M≫
今週末は生憎の雨なので、外岩にいくのは止めた。
昨日も一昨日も、目的地「伊豆高原」付近の雨雲レーダーを暇を見ては眺めていたのだが、贔屓目で見ているためなのか、雨雲はいつもシーサイド付近だけは上手いこと避けて東伊豆を通過しているように見えた。これはもしかしたらシーサイドだけは濡れていないかも知れないと、今日も朝の5時に起きて準備して車に乗るところまでは行ったのだが、濡れた車と路面、目的地の雨雲等を見て行くのをやめた。
昔だったら、とりあえず行ってみて岩の状態を確認して登れないことを確認してから帰ってきたはずなのに、今はその気が起こらない。岩の状態などが悪くて登れないことが薄々わかっていても、クライマー魂とモチベーションを維持するためには、往復6時間程度の運転とその交通費ぐらいなら犠牲にして岩場に向かうことも必要だ。
(http://blog.goo.ne.jp/monpito/c/fbeaaa2d4d50deb5b8c553c0572a4f0c/2:おまきブログから拝借)
実際そんな時でも岩場に向かってると同じモチベーションを持った人がだいたい何人かいて、そうした縁から仲間の輪が広がって今のクライマーネットワークはできてきた。Y花と出会ってその縁が繋がったのも、その感覚を持っている(いた)人、理解できる人だということが直感的にわかったからではなかったか・・・。
しかし、今日はそれをしなかった。賢明と言えば賢明。
けど、クライマー魂持ってる人は、今日も登れる場所を求めて車でどこかに出掛けてるんだろうなー。
ホント数年前までは、捻挫して杖付いてでも岩場に行き登れないことを確認してから断念したし、手首が腱鞘炎になった時は手首が動かず、どうやっても車のエンジンが掛けられないことがわかって初めて岩場を断念していたというのに・・・。
最近の自分はそっち側の人ではなくなってきてしまったようだ。友達以上恋人未満、いや趣味以上職業未満だったはずのクライミングが、ただの趣味になりつつあるのかも知れない。確か前回のY花の記事に、似たようなことが書いてあった気がする。
もしかしてこれが噂の・・・
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