九州クライミングツアー～岩場情報編①～

＜ゆ＞（時間ができたのでＧＷの記録をいまさら書きます）

• 事の始まり

遡ること5-8年くらい前、広島県民として一緒に国体に出ていたAMXが、九州ボルダ―伝説の男と結婚して、子供まで生まれて幸せに暮らしているらしい。これは九州行ってクライミングしなくては！！というわけで、岩旅の最有力候補として九州が浮上してた。
さらに、私自身も長崎出身で、母方の親戚はだいたい長崎にすんでいる。我が家は高齢クライマー結婚らしく、家族だけ呼んで結婚式？を済ませたため、未だ挨拶もしていない親族がおり、長崎も行かなくてはーと思っていた。そんなわけでGWは九州ツアーに決定。赤ちゃん生まれたてのY家に押し掛けることに。長居すると迷惑だし、適当に金峰山か本匠に行って宿泊しようかなーと思っていたが、あまりにY家のゴハンが美味しく、伝説の男の案内がありがたすぎて、ついつい甘えて長期滞在してしまった。

• 4月28日（土）　九州ツアーの始まり～阿蘇一の峰ボルダ―～

熊本空港に18:30くらいに到着。九州は岩天国で、相当な数のボルダ―エリアがある。
九州周辺のクライミングエリア
そこで、空港について早々、30分くらいでいける「阿蘇一の峰ボルダ―」に連れてってもらう。阿蘇一ノ峰は伝統的に野焼きが行われて、一面草原となっている。スラブ気味のボルダ―が多いため、最近はあまり人気がないらしいが、日本離れした風景で見に行くだけでも価値あり。

空港から30分くらいのY本家に着くと、女子力高ーい料理でお出迎えいただきました。

ムーミンとスナフキンの箸置き（霊長類最強クライマーA代ちゃんからのプレゼントらしい）

麹にハマっているそうで、納豆麹初めて食べた。キッシュも馬刺しも美味しい。\

• 4月29 日（日）～熊本県の美里町砥用～

初日は、山カズさんが開拓している砥用エリアへ。河原にあるエリアで岩はチャートっぽい感じ。

まだまだ沢山、掃除してラインを引く可能性があるらしく、お言葉に甘えて人生初の初登課題を登らせてもらう。

愛する夫の名前から、課題名は「コブチャイ」3/4Q。
落ちると結構危ないので、４Qがギリギリの人向きではありません。
苔掃除して未踏のラインを登るって楽しいなー。

• 4月30 日（月）～比叡　大谷エリア～

2日目は、有名どころで比叡のホライゾンV15があるエリアへ。
アプローチはほとんど歩かずにたどり着けるこのエリア。岩のスケールが日本じゃない。こんなカッコいい岩がゴロゴロあるのだから、海外に行くより九州でボルダ―の方がいいんじゃない？と思ってしまう。

「酒越しの舞　１Q」写真かっこいー。
私はヒールフックを体が忘れてしまっており、全くできず。伝説の人は一撃再登。
続いて「イノリ　１Q」

綺麗なクラックに引き寄せられて、クライマーとしては登らざるをえない。だけど、ムーブは上部に行くにつれて難しくなり、最後のマントルがプチ核心。メンタル１級。登れてうれしーーーーーー！課題だった。