難しい天気予報

【3月21日 シーサイド】

今日のシーサイド行きの判断は非常に難しかった。3つの天気予報アプリを前日夕方まで穴が空くほど見比べていたのだが、直前の天気予報でも午前中は4時間ほど連続して小雨マークが付いている。しかし、各時間の降水量は0.2mmということになっていた。1mmにも満たない0.2mm/hの雨ってどんなだよ?そもそも多少の雨が降ったとしても、虎とかスプラッシュのように被ったルートはなかなか濡れない。それと、これだけ弱い雨しか降らないということは、雲が途切れ途切れでたまに太陽が顔を出すかも知れない。しかも午後は曇り予報にはなっているが、雨マークは付いていない。これは問題ないだろう・・・ということで、パートナーにも恵まれてシーサイドに行くことになった。

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実際、今日のシーサイドは問題なく登れたのだが、誰も来ておらず貸し切り状態だった。御前岩に潜伏していたY花の情報によれば、あちらは大盛況だったという事だから、多くの人は御前岩か二子に流れたのだろう。

現在トライ中のスプラッシュは、先週日曜日に進展があったので今日はそれをもう一度確かめ、更にそこから一手でも進めたかった。いつもは、スプラッシュのトライの前にサブルートのトライを課していたが、先日ハイプレッシャーが登れたので、今回からはサブルートはやらずにスプラッシュに専念することにした。日曜日のトライの感触で行けると思っていた通り、今日の最初のトライでリップ取りから側面のガバホールドを取るところまではノーテンで行くことができた。しかし、下から繋げてくると、この辺りまで来た時に体幹がヨレていて次の一手が出せなくなる。その次のトライの時も同じだった。このパートはこなれてくれば、最小限の力で行ける様になり、徐々に到達高度も上がって来るだろう。

側面に出てからのトラバースは、日曜日にわかったつもりでいた感触が取り戻せず、最初のトライでは全くできなかった。この日の2便目のトライの時は、ハングドッグからのカンテ取りに3回ほど成功し、左手を上部に移動して行くことまではできたが、結局最後のガバ取りまではできず、トラバ-スは今日も完成しなかった。3便目のトライをする頃には、岩が湿気湿気のヌルヌルになってしまい、途中で降りることにした。トラバース完成まではあと一手。しかし、そこが解決したとしても、下から繋げて来ることに関しては、更に課題がありそうだ。また、トラバースができたとして、上部のサーカスライトパートは2年か3年ぶりに触ることになるので、以前と同じようにできるかどうかは少し怪しい。加えて、スプラッシュをしたから繋げてきた場合の体幹のヨレも考慮に入れると全く以て楽観視できない。次回は、ノーテン到達高度を上げ、トラバースムーブの最後を解決したい。最後のサーカスライトのパートは行ってみないとわからないな。

尚、前日に入手したAccuWeatherというアプリを使うと、八幡野(シーサイドから300m先の天気が1分毎に確認できて便利。現在を起点に、今後2時間の天気がわかるし、概ね当たっていたと思う。
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結局0.2mmの雨と言うのは、3分とか5分程度しか継続しないような小雨のことであった。そのことで登れなくなるほど岩は濡れないし、スプラッシュに関しては全く濡れることはなかった。しかし、夕方になると波が高くなったため、波しぶきでミスト状態になり、スプラッシュのハングしたは湿気ってしまいヌルヌルしていた。シーズン終わりは一日でも貴重なので、多少の天候リスクを負っても行くようにしたい。

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