城ケ崎シーズン エピソード2

今年の年末最後となる城ケ崎は、ケガから復帰したロッシーと、前の週にマリオネットで知り合った通称ヤング氏を加え、衰え知らずのEちゃんと我が家の5人で引き続きアストロドームへと向かった。

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城ケ崎の海はいつ来ても奇麗だ。

この日のアストロドームは、我らの他にHっ田家を加えた7名のみ。翌日はHっ田家が消えて5名だけとなった。朝方は海側に陽が当たるのだが、直ぐに日陰になる上、ドームの中に風が吹き込むのでシーサイドに比べるとだいぶ寒い。絶景を拝める一方で快適さは望めないため、厳しさの中で本気のクライミングをする気がないと長居するのはつらい。

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目標ルートは二つに分かれ、ロッシーとEちゃんはサムライ13bをやり、我が家とヤング氏とHっ田家のAはマリオネットをやる形となった。
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サムライは下から見るとこんな感じ。傾斜はスペシャリストに似ているので、来シーズンのスペシャリストに備えるにはちょうど良さそうだ。

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こちらはマリオネット。傾斜がきついのだが、登ってる最中は中の空洞に頭を突っ込んでいたりするので、自分がどういうところを登っているのかは全く分からない。撮ってもらった写真を見て、こんな傾斜のあるとこ登ってたのかと驚いたぐらいだ。

で、登れた登れないの話で言うとまだまだ全然で、先週できなかったところを一歩か二歩前進させ、次のトライでは更にもう一歩先に進めるようにすると言うだけで、RPトライにはほど遠い状況だった。やっぱり、フェースと違ってカムを決めなきゃいけないのと、カムがしっかり決まっているかを登りながら確認しなければならない部分でだいぶ消耗してしまう。多分平気だろうみたいなカムの決め方だけはしないように心がけ、RPを求めるよりも安全重視で登りたいので今のところは仕方がないと思っているが、もう少し慣れてきらスムーズに登れるようになるとは思う。

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この体勢、伸ばした足と背中で岩の間に挟まって安定しているように思えるのだが、足もつらいし腰も痛いので、耐えきれなくなる前に次のカムを決めたいのだが、非常に決めづらい場所にクラックがある。適当に決めて次に進もうなら、その上のパートで落ちた時にカムが外れる可能性があり、そうなると相当下まで落とされる。苦しい体勢でカムの確認をきちんとやってる間に体は消耗するし、落ちたら怖いしで大変なのだ。けど、知力体力を全部出し切って戦った感を全身で感じられるのがこのルートの魅力だと思う。何も達成してないので達成感とかはないけれども、この日はたった2回のトライでも充実感を得られたのであった。
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翌日は、体バキバキで再びアストロドーム。前日まではフォロー回収でしかトップアプトできなかったのだが、遂にリードでトップアウト。ヤング氏のおかげで先週から未回収だったカムを回収することもできた。トライ3日目となっても、足りないことだらけ学ぶことだらけだったのだが、充実した良い週末となった。

コメント

  1. つよぽん より:

    何をやってるのかと思ったら、マリオネットかー
    自分もど敗退してる。
    難しいうえに怖い。
    そしてフォロー回収のことも考えるとえらい時間がかかる・・・。
    大変なルートだぁ。

  2. コブ より:

    >>1指への負担が少ないのはいいのですが、全身使うので、土日でやると週明けは満身創痍です。