<ゆ>
6月以降、我が家の生活&頭は岩場開拓関連のことで占められていたので、ブログに書けることがなく、すっかり間が空いてしまいました。秋が来て、開拓だけでなく普通のクライミングもやろうという気になってきたので、ブログを再開したいと思います。
相変わらずコロナで旅行は難しく、今年は夏休みを取り忘れていたので、一人で計10日間ほどの夏休みをいただき、家で読書したり、車やSもっちゃんちで寝泊まりしながら、山梨をうろついてました。
この夏休みのテーマは
①嫌いな花崗岩や垂壁と戯れる
とにかく垂壁とか花崗岩が嫌いで、十数年間避けてきたのですが、昨年からちょっとずつ取り組むようにしています。去年はブラックホール5.12B を登って花崗岩最高グレードを更新!
(今年のプラズマ火球は劇混みなので、平日にさかもっちゃんにお付き合いいただきました。)
マナは、核心ムーブがきれいに解決するも、暑いと手汗が出て全くムーブができず。花崗岩はコンディション選びが難しいのでイライラしちゃうのが嫌だけど、パリッと登れて楽しい日が来ると信じて頑張ろう。私のムーブだと、ちびっ子でも登れると思うので、女子にもおすすめできます。
プラズマ火球は、私にはちょっと厳しいなー。特に出だしが届かなくて厳しい!!って感じですが、思ってたよりジワジワ系ではなくパワフルなムーブで面白い!こんなの登れたら良いなー。
そんな感じで、某花崗岩やら某凝灰岩の岩場で5日連続で開拓したり登ったり。その間、さかもっちゃんちに一泊した以外は、すべて車泊。そこでわかったのが
漫画喫茶最高!
ということです。途中、Zoom会議があったり、洗濯したくなったりしたのですが、甲府の漫画喫茶は完全個室の部屋もあり、遠慮なくテレカンしたり、Makitaを充電したりできるのです。さらにコインランドリーとシャワーもついていて、漫画を読み漁りながら洗濯・乾燥まですましちゃうことができました。海外ツアー行かなくても、甲府市漫画喫茶+小川山~甲府幕岩の岩場を巡るツアー!で結構満足できちゃうな。
休みの前半と後半は、家で掃除したり読書したり、習慣改善をしてました。読んだ本は以下の通り。
コテンラジオを聴くようになって、唯識論とか東洋哲学の考え方を理解したいと思うようになり、まずは「唯識の思想」を読み始めたのですが、自分が理解できるロジックと違い過ぎて、全然頭に染み込まない。「唯識の思想」には、「唯識思想はヨーガを実践し、自己の心のありようを深層から浄化することよって、迷いから悟りに至るための方法と階梯とを詳細に説いています。」とあり、どうやらヨーガの世界を知ると少しは唯識のことが理解できるようなので、M也が読んでいた「パタンジャリのヨーガ・スートラ」を奪って読んでみることにしました。
ヨーガ・スートラは唯識論よりもだいぶ実用的な内容で、このような思想は、自分と向き合って日々の生活を改善し、長い間考えつくすような修行を経た人によって作られたんだな、と捉えることで幾分か理解できる気がしました。ヨーガ・スートラを読み終えてから「唯識の思想」を読むと、少しだけ自分の脳との親和性が上がって、ちょっとは読めるものになったかな。
あとは、家事をしながらAudibleで「聴き読書」したり、ポップな本を読んでおいた。Podcastも良いけど、やはり読書は面白いなー。
最後に、夏休みを利用して習慣改善!
仕事が忙しいと、なかなかお酒やゲームを止められないし、良い習慣も身につかないので、お休みの間こそストイックになってみる。
(ゲームはやめる気なかったけど、ゲームタブレットが割れちゃったので、ついでにやめといた)
今のところ、お酒もゲームもあっさり2週間以上やめられたし、ゲームしないと隙間時間があるので仕事の合間にストレッチしたり筋トレしている。
そんな感じで、コロナ禍ですが、充実した良い夏休みになりました。
コメント
おお、ヨーガスートラに反応してしまいました。 ヨガとは心の働きを死滅させることである、この人事、般若心経の教えそのものですが、クライミングでも本当に大事と思います。 グレゴールメーレという人の現代人のためのヨーガスートラもとても良い本です。 あと、過去何年間で読んでみて本当に良かったと思った本、佐治晴夫さんの宇宙のカケラ、物理学者、般若心経を語る、と言うのよかったら是非読んでみて下さい。 宇宙のカケラ、もし読んでつまらなかったら、ラムネ100瓶で弁償致します。 佐治さんのココロノ暖かさが伝わって来る一冊です。所々に入ってる詩がまた良いです。
クライミングとヨガの世界は共通点多いですね。ヨガも鍛えて、クライミングに活かしたいです。